2012年7月14日

今Apple社の株式を10%持っていたら・・・

Ron Wayneというのがその人で、10%株を持ったのに、創業12日目で会社に返してしまったので、リターンはゼロ。そのまま持ち続けていたら兆円規模の資産になっていた、、、という世紀のがっかり事件です。
今は、年金だけが頼りの貧しい暮らしを送っていて、その「もしかしたらなっていたかもしれない超リッチな姿」とのギャップは激しい。

この人、Appleの会社設立の事務手続き、二人のSteveの間に立って人間関係調整、などをしたとのこと。しかし10%株をもらったはいいものの、Wozniakは浮世離れしてるし、Jobsは大言壮語でむこうみずに金を使う。

「このままではこの会社は借金だらけになり、借金取りが唯一の責任ある大人である自分のところに来てしまう」

と恐れをなして、手を引いたそうです。

教訓は、

「どんなに将来素晴らしくなるものも、その手前では多くの人から見て全然ダメに感じられるものである」