菅首相は4日、遅くとも今年8月には退陣する意向を固めた。首相周辺や民主党関係者が明らかにした。内閣不信任決議案採決前の退陣表明から一転し年明けまでの続投意欲を示したが、党内の反発を受け長期の政権運営は困難と判断した。執行部は代表選の9月実施で調整。後継に野田財務相(54)、仙谷官房副長官(65)らが浮上している。