2011年1月17日

タイガーマスクの最期





タイガーマスクは米国で「黄色い悪魔」とののしられる極悪非道の覆面レスラーとして登場。悪役レスラーを養成する地下組織「虎の穴」で過酷な訓練を受けた。その正体が孤児­院「ちびっこハウス」で育った伊達直人だ。伊達直人はハワイの億万長者の親戚から遺産を譲り受けたと偽り孤児らに菓子やおもちゃをプレゼントし施設に寄付する能天気な「キ­ザにいちゃん」を演じる。しかし実はファイトマネーの50%を組織に渡す鉄の掟を破り寄付していたのだ。タイガーマスクは子供たちに恥じない戦いをしようと反則技を捨てて­次々に送り込まれる刺客をリングで退け日本を代表するレスラーに成長する。ところが子供をかばって交通事故に遭う。最後の力を振り絞ってポケットに忍ばせたマスクを川に投­げ捨て正体を隠し通して亡くなる。